
キャンプに行くと、なぜか余りがちなのがキャベツ。
丸ごと買うと使い切れず、半分だけ残して持ち帰る……そんな経験はありませんか?
実はキャベツは、下ごしらえが簡単・火を通しても失敗しにくい・肉や調味料を選ばないという三拍子が揃った、キャンプ飯最強クラスの野菜です。
この記事では「包丁を使わずに調理する方法」「15分で完成するレシピ」「丸ごと使い切るBBQ向けアレンジ」「余りキャベツの保存術」まで、初心者でも再現できる形で詳しく紹介します。
最後まで読んで、ぜひ参考にしてくださいね。
なぜキャベツはキャンプ飯の最強食材か
キャベツがキャンプ飯に向いている最大の理由は、加熱耐性の高さにあります。
焚き火やバーベキューでは火加減が安定しませんが、キャベツは多少火が強くても焦げにくく、水分を保ったまま甘みが引き出されます。
さらに、葉が重なっている構造のため、ホイル焼きや鉄板焼きにすると自然に蒸し焼き状態になり、失敗しにくいのも大きなメリットです。
また、下ごしらえの自由度も高く、手でちぎる・芯を残す・ざっくり切るといったラフな扱いでも成立します。
肉や魚、味噌・バター・にんにく・白ワインなど、どんな味付けとも相性が良く、「とりあえずキャベツを入れておけば形になる」という安心感があります。
冷蔵・冷凍のどちらにも対応できる点も、事前準備が多いキャンプでは非常に心強いポイントです。
キャンプで使えるキャベツの下ごしらえと火加減
包丁いらずのカット術と食感を残す切り方
キャンプ場で包丁を使うのが面倒な場合は、芯を残したまま手でちぎるのが正解です。
芯があることで葉がバラけすぎず、ホイル焼きや鉄板調理でも扱いやすくなります。
ざく切りにする場合も、細かくしすぎないのがポイント。
火にかけたときに水分が一気に抜け、べちゃっとした仕上がりになるのを防げます。
事前に家で洗って水気を切り、保存袋に入れておけば、現地では袋から出してそのまま使えます。
ホイル焼きの包み方と白ワイン/バターで旨みを引き出す方法
ホイル焼きは、底を二重・上はふんわり包むのが基本です。
キャベツを敷いた上に肉や魚をのせ、最後にバターと少量の白ワイン(または酒)を加えます。
完全密閉せず、少し空間を残すことで蒸気が循環し、キャベツの甘みが最大限に引き出されます。
直火の場合は炭から少し離し、10〜15分ほど放置。途中で開けず、香りが立ってきたら完成の合図です。
焚き火・バーベキューで失敗しない鉄板焼きの火加減と調理のコツ
鉄板調理では、最初から強火にしないことが重要です。
先に肉や油脂を入れて鉄板をなじませ、その後キャベツを加えます。
キャベツは後入れ・短時間が基本。焼き色をつけるより、蒸し焼きに近いイメージでフタやアルミを使うと失敗しません。
焦げそうになったら水や酒を少量足すだけで、簡単にリカバリーできます。
保存・冷凍前の下ごしらえ(豚ひき肉や肉味噌と合わせる時短テク)
事前にキャベツをざく切りし、豚ひき肉で作った肉味噌と一緒に冷凍しておくと、現地では解凍して焼くだけで一品完成します。
味付き冷凍は水分が出にくく、焚き火調理でも扱いやすいため、初心者ほどおすすめの準備方法です。
15分で作れる簡単キャンプ飯キャベツ5選

豚バラと春キャベツのホイル焼き
豚バラの脂とキャベツの甘みは、キャンプ飯の鉄板コンビです。
キャベツを敷き、豚バラを重ね、にんにくとバターをのせて包むだけ。
味付けは塩こしょうのみでも十分ですが、仕上げに醤油を数滴たらすと香ばしさが一気に増します。
鶏むね肉とキャベツの味噌クリーム煮風(簡単クリーム煮レシピ)
鶏むね肉はそぎ切りにし、味噌と牛乳(または豆乳)を加えてホイルで蒸し焼きにします。
キャベツが水分を補うため、むね肉でも驚くほどしっとり仕上がります。
寒い時期のキャンプで特に満足感の高い一品です。
ちゃんちゃん焼き風キャベツ:鮭なしでも旨みたっぷりの作り方
鮭がなくても、豚肉やツナ缶で代用可能。
味噌・バター・キャベツの組み合わせだけで、十分「ちゃんちゃん焼き感」が出ます。
キャベツ多めにすることで、コスパ良くボリュームを出せるのも魅力です。
明太キャベツの焼きうどん(明太+バターでごはんにも合う一品)
茹でうどんとキャベツを鉄板で炒め、最後に明太子とバターを絡めます。
キャベツの甘みが明太の辛味を和らげ、子どもでも食べやすい味になります。
ロールキャベツ風パスタ:ロールキャベツの時短アレンジでパスタに
キャベツを刻まず、ざっくり使うのがポイント。
ひき肉とトマトソースで煮込み、パスタと合わせれば、ロールキャベツの満足感を15分で再現できます。
バーベキューで丸ごと系キャベツレシピとアレンジ

キャベツ丸ごとロースト(豚ロースや牛肉と合わせる大満足メニュー)
芯をくり抜き、オリーブオイルと塩を塗ってアルミで包み、炭の端でじっくり加熱します。
中まで火が通ると、驚くほど甘く、メイン料理級の存在感になります。
キャベツの鉄板焼き with 豚肉・イカ・きのこ
具材をまとめて焼き、仕上げに白ワインを回しかける。
それだけで、キャンプとは思えない香り高い一皿に。
LOGOSギアや焚き火で作る簡単ホイル焼きアレンジ
スキレットやダッチオーブンがなくても、ホイルがあれば成立するのがキャベツ料理の強みです。
手羽元・豚ひき肉の肉味噌・焼き餃子追加法
余ったキャベツは刻んで餃子や肉味噌に。
翌朝の朝食にもつながります。
余ったキャベツの保存・持ち運び術とキャンプ前の準備

冷蔵・冷凍それぞれの保存法と調理時短テクニック
冷蔵は芯付き・新聞紙包み、冷凍はざく切り+下味が基本。
冷凍キャベツは火を通す料理限定で使うと失敗しません。
持ち運びを楽にする下ごしらえ
洗う・切る・小分けまで家で済ませることで、現地の作業は半分以下になります。
余り野菜を活かす万能ベース:肉味噌・みそベース・バター醤油の作り方
ベースを1つ作っておくだけで、味変しながら最後まで使い切れます。
味付けアイデア集:家族にウケる旨味のベースと香りの組み合わせ
キャベツを使ったキャンプ飯は、調理法よりも味付けの方向性で満足度が大きく変わります。
特に家族キャンプでは「大人は美味しいけど子どもが食べない」「味が単調で飽きる」といった失敗が起こりがちです。
ここでは、失敗しにくく・好みが分かれにくい味付けのベースと、少量足すだけで印象が変わる香りの組み合わせを紹介します。
どれもキャンプ場で再現しやすく、キャベツの甘みを活かせる方法です。
味噌ベース(回鍋肉風・肉味噌アレンジ)で食欲を刺激する一品に
味噌はキャベツとの相性が非常に良く、加熱することで甘みとコクが一気に引き立つ万能調味料です。
特におすすめなのが回鍋肉(ホイコーロー)風の味付け。
味噌・砂糖・醤油を少量ずつ混ぜ、豚肉と一緒に焼くだけで、キャベツが主役級の一皿になります。
甜麺醤がなくても、家庭用の合わせ味噌で十分再現可能です。
また、事前に豚ひき肉で肉味噌を作っておくと、現地ではキャベツと炒めるだけ。火加減が多少強くても味が崩れにくく、白ごはんが止まらない味になります。
味噌ベースは冷めても美味しいため、子どもの取り分けや翌朝のアレンジにも使いやすいのが強みです。
バター+醤油/にんにくで作るシンプルなコク出しテクニック
「とりあえず失敗したくない」場合は、バター+醤油が最強の組み合わせです。
キャベツは油脂と相性が良く、バターを使うことで水っぽさを感じにくくなります。
ポイントは、最初からバターを入れすぎないこと。
仕上げに少量落とすだけで香りが立ち、キャンプらしい食欲をそそる一品になります。
にんにくを加える場合は、チューブでもOKですが、焦がさないようキャベツの下に入れるのがコツです。
この味付けは肉・魚・麺類すべてに応用でき、家族それぞれが「ちょうどいい」と感じやすい万能型。
迷ったらこの組み合わせを選べば、大きく外しません。
トマト+白ワイン/明太の組み合わせで旨味と酸味のバランスを取る
キャベツ料理が続くと「重い」「単調」と感じやすくなります。そんなときに活躍するのが、トマト系や明太系の酸味です。
トマト缶やカットトマトを使い、少量の白ワイン(または酒)を加えることで、キャベツの甘さと酸味のバランスが取れ、さっぱりしながらも満足感のある味に仕上がります。
明太子+バターの組み合わせも、実はキャベツと好相性です。
辛味は加熱で和らぎ、子どもでも食べやすくなります。
「ごはんにも合う」「麺にも合う」味付けなので、焼きうどんやパスタへの展開もしやすく、キャンプ飯の幅が一気に広がります。
しそ・ゆずこしょう・生姜で香り付け
最後に、味を変えずに印象だけを変えたいときに使えるのが香り系の調味料です。
刻みしそは後入れするだけで、脂っこさを抑え、夏場でも食べやすくなります。
ゆずこしょうは少量で味が締まり、大人向けの一皿に早変わりします。
生姜はチューブでも問題なく、味噌・醤油・バターのどれとも相性抜群です。
体を温める効果もあり、朝晩冷え込むキャンプでは特に重宝します。
これらの香り付けは別添えにできるため、家族それぞれが好みに合わせて調整できる点も大きなメリットです。
まとめ
キャベツは「余りもの野菜」ではなく、キャンプ飯を成功させるための万能食材です。
下ごしらえを工夫し、焼くだけ・包むだけの調理法を知っておけば、初心者でも失敗なく美味しい一皿が完成します。
次のキャンプでは、ぜひキャベツを主役にして、荷物も手間も減らしつつ満足度の高い食事を楽しんでくださいね。

